パソコンを脅威から守る

昔とはちがう「ウィルス」

近年、被害をうける「一般的にいうウィルス」としては　先ず　ランサムウェアとマルウェアがほとんどです。それ以外のウィルスは　O.Sなり大概のウィルス対策ソフトによってブロックされています。

マルウェアとは

いわゆる　押しかけソフトです。
ウィルス対策ソフトからは「ウィルス」とは判断されない　グレーな迷惑ソフトです。
通常　フリーソフトをダウンロードしてインストールする際、一緒にインストールされます。もちろんその時、ユーザーはメッセージを受けてはいますが、文章をよく読まず☑マークのはいった他のソフトもインストール許諾しています。
また、パソコンをチューニングしてくれるとか問題点をサーチしてくれるなどと謳ったソフトなどをインストールしてしまうと、勝手に似た系列のソフトウェアがインストールされ、パソコンに常駐し、動作を遅くさせます。アンインストールで直る場合もありますが、専門店で駆除が必要な場合が多いです。　 　

ランサムウェアとは

主に知らない・または偽装した相手「件名」に受信者の興味を惹くようなタイトルのメールに添付されているファイルを開くことや不正Webサイトへのアクセスのプログラムの自動ダウンロードによって感染します。
被害は深刻です。感染したパソコンおよび外付けハードディスク・ネットワーク共有しているファイル全てを暗号化してしまします。
ワード・エクセル・JPEGファイル等が被害を受け、元にもどしたければ電子マネーでの支払いを要求する「身代金要求型」ウィルスです。亜種もどんどん作られており、データ復旧が大変困難です。感染したら、ネットワークから外しましょう。

日常心掛けておくべきこと

先ずは、パソコンに、信頼のおけるウィルス対策ソフトを導入することが必須です。フリーソフトや1,980円などの廉価なソフトの導入は避けるべきです。そして、「データのバックアップは必ずとっておくこと」に尽きます。
法人様なら　予算によって　より高度で安全を担保できる方法があります。ハードウェアファイアウォールやクラウドウィルス対策ソフトの法人契約などがあります。対費用効果を考えて導入されればと思います。
当店では　お客さまのご予算に合わせたデータ保全方法を安心価格でご提案できると思います。　

会社・職場パソコンへの心掛け

個々のユーザーは、不正Webサイトにアクセスしたり、勝手にソフトをダウンロードしてインストールしないこと、知らないメールや偽装した相手のメールで怪しいリンクをクリックしたり、添付ファイルは絶対開かないことに尽きます。そして「職場のパソコンは私用では使わない」ことです。

O.Sは最新の状態に

Windowsは日々　マイクロソフトからの重要な更新を適応するように心掛けてください。特にWindows10の更新は年に2回　大幅な更新が行われており、発売当初のWindows10と現在のWindows10は違うO.Sであると思うようにしてください。
また、Adobe Reader などの更新も心掛けてください。